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ちがさき市民オンブズマン 政務活動費と地域のボス 

ふぅがわるいで、政務活動費!

9月24日、25日、高松市で開かれた「全国市民オンブズマン香川大会」に、ちがさき市民オンブズマンも参加しました。
そのレポートをこちらにも掲載しています。

メインテーマは「ふぅがわるいで、政務活動費!」です。「ふぅがわるいで」は現地弁で「格好悪いぞ」という意味。


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茅ヶ崎市議の政務活動費

政務活動費については、お騒がせの兵庫県の号泣県議、舛添元都知事、自民党会派の富山市議の連続辞職によって脚光を浴びるようになりましたが、全国各地のオンブズマンの報告から、これは氷山の一角であると明らかになりました。

茅ヶ崎市議会の議員を調べたところ、おおむね大きな問題はないようです。

強いていえば、団体での先進都市への調査旅行が目立ちます。
会派の会長経由で議長に申請して、許可を得たうえで出かけるのですが、その申請書が添付されていません。
報告書でだいたいの目的は推察できますが、調査結果が目的を満たしているのか、調査結果を議会活動にどのように活かしているのか分かりません。
議会活動に活かしていなければ、実態は単なる「観光旅行」とみなすことが出来ます。

また調査旅行の報告書が、たいへん大きな文字で数行書かれていたり、内容がパソコンで検索したり、現地に問い合わせればすぐに分かる程度の報告であったりする会派があります。

報告レベルとくらべて、会派の全員で北海道や沖縄に出かけるほどの調査なのか、疑問があります。


★月々の議員報酬の他に「調査研究その他の活動に資するため」の費用として「政務活動費」が支給されます。

富山市議会の市議は、年間180万円、政務活動費をもらっています。
茅ヶ崎市議の政務活動費は、月4万円、年間48万円。ガソリン代、携帯料金、書籍代、調査旅行など。 

都議会議員は、その額、月々60万円。議員一人当たり年間720万円! 


 
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ホノルル活動に熱心な会派は説明責任を

議員28名がホノルルに行く?

もう一点、注目しているのが、政務活動費でなく、平成27年度に予算を議会で可決して、議長、副議長と7名の議員、合計9名の議員がハワイに出張することです。

議会事務局に目的を聞いたら「ハッキリした目的はなく、とりあえず予算を取っておいた」との回答でした。

目的やその必要性、それを議会活動にどのように活用するかを明らかにし、市民が納得できる合理的な説明がなければ、市民の税金を使って4年間で28名の議員全員がハワイに観光旅行に行かれる仕組みづくりと疑いを禁じ得ません。
そうであれば、自分のお金で出かけてもらいたいものです。

自治会のボスと行政の癒着

全国大会では「政治とカネ」の問題も取り上げられました。

特に長年にわたって会長をつとめる自治会のボスと行政との癒着が、各地のオンブズマンから報告されました。

癒着は首長(市長)にとっては選挙時の集票マシンとなり、地域住民の同意を取り付けるのに都合良く、自治会のボスにとっては、長年自治会長を務めることはステータスシンボルとなります。

市町村からの補助金を自分が運営する会社の運営資金に使ったり、私腹を肥やしたり、あるいは住民の要望にこたえて補助金を使い影響力を強めることは都合良いからです。

地方自治体の首長は(茅ヶ崎市であれば服部市長)は、都合がよいので会計を握って公開しないボスの不正を黙認しています。
そこでは民主主義が破壊され、自治会の存在意義が問われています。

茅ヶ崎市にも、なかには50年以上も自治会、連合会、まちぢからの長をつとめる人が数名います。
ひとりで市の審議会の委員に、7つも8つもなっている会長もいます。(通常は2つまで)

他の地方自治体の自治会にみられるように、民主主義が破壊されないように「住民監査」は必要と感じました。 

  
★「全国市民オンブズマン香川大会」のレポートはこちら 

chigasaki-fika.hatenablog.jp

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