呆れた佐藤市長と青木議員の「総括質疑」

市長選の去就についてのやり取り

令和4年3月3日、市議会の第1回定例会で、会派「絆・新しい風」を代表して青木浩議員の総括質疑が行われた。

その後半部分、青木議員と佐藤市長のやり取りは、以下のような呆れた内容だった。

10月の市長選挙に向けて、このようなやり取りが本会議で平然と行われる茅ヶ崎市議会、市民の皆さんはどのように思われますか?

(総括質疑:市長の施政方針と提出議案に対して、会派の代表者など議員が質問をしていく。)


◆青木浩 議員
施政方針から様々なお答えを(市長から)いただきました。
~(中略)〜
「今後、(コロナ感染症など)新たな波が押し寄せようとも、私(佐藤市長)がしっかりとかじを取り、どんな荒波でも乗り越えて、茅ヶ崎の未来を切り開いていく」と締めくくっております。

これは、この秋に市長任期を迎えますが、再びこのまちのリーダーとして、市政運営を行っていく決意があると、この施政方針から私は受け止めております。

再びこのまちのリーダーとなるため、その行動を起こすと理解してよろしいですね。

市長の御決意を聞いて、私の質問を終わります。


◎佐藤光 市長 
私の去就についてご質問をいただきました。

政治家の出処進退というのは政治家自らが決める、それは市議会議員であろうと、首長であろうと同じではございますが、私も20数年、政治の世界にいさせていただいて、多くの後援会、市民の皆様に支えられた。

青木さんが2代目会長を務められた「光友会」の仲間にも、こういったこともしっかりと相談しながら決めなければいけない。

また、急な市長選挙にもかかわらず、御推薦をいただいた自由民主党の皆様、公明党の皆様にも、ここは丁寧に説明をしなければいけないし、また各種団体の皆様にもお支えをいただいた、こういったプロセスをしっかりと踏まえつつ、今後のちょっと出処進退は決めていきたいと思いますので、そのときには青木議員にも相談しますので、よろしくお願いします。

○加藤大嗣 議長 
以上で 絆・新しい風 青木 浩議員の代表質疑を終了いたします。


このところ、呆れた発言ばかりが起きる市議会。

3月3日の総括質疑で、このような答弁を腕を組みながら平然と議会で行う佐藤市長にも驚く。

青木議員からの市長選への意向についての質問に対し、市長は決断の際には青木議員にも相談すると回答している。

議場での市長は、議員だけではなく、市民が観ている。 


一般質問は打ち合わせ通りに

片山元鳥取県知事は、県議会の現状を「地方議会は学芸会」と批判した。 

「学芸会」の意味は、議会の一般質問の前に議員が質問通告書を出すのは、これは当然のこととしても、質問に対する市長側(知事側)の答弁、さらに追求して重ねていく議員の質問の内容までも、事前の根回しで決められている、ということ。

茅ヶ崎市議会でも、議員から行政側に対して、一般質問の質問事項を書いた通告書を提出する。

それをもとに職員が回答を準備し、市長が読みあげる。 

それに対してさらに議員が追求する、という形で一般質問が行われるが、それが全て事前のシナリオ通りに、打ち合わせ通りに行われていることを「学芸会」と言っていて、神奈川県議会もこのスタイルという。

茅ヶ崎市議会は、事前の質問通告書は提出するが、追求の質問の内容まで打ち合わせるかどうかは、各議員の自由裁量になっている。

議員の質問に対して、市長がどのように答弁するのかは、議会の本番まで分からないし、当然に、市長の答弁に対する議員の追求の質問内容も分からない。

県議出身の佐藤市長は、この市議会のやり方に違和感を持つのか、全ての質問提出を議員側に求めてくる。事前に質問内容が分からないことに違和感を持つようだ。

市長も職員任せではなく、事前の幅広い調査や知識、何よりもが市政への方向性や考え方を、自らの言葉で組み立てていくことが必要になる。
  
佐藤市長については、一般質問では原稿をただ読みあげる答弁がほとんどで、自ら市政を語るという姿は見かけないのだが、このような市長選挙への質問には答えるので驚く。


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