情報公開のできない茅ヶ崎市 自治基本条例の違反

市民に知られなければいい?

いちばん重要なこと。
それは市民と行政が「情報を共有」すること。
それは、市民が市政に参加できること。
情報を知らなければ、参加もできません。

「茅ヶ崎市民参加条例」も施行されて、「重要な施策については、企画の段階から市民が参加できる」ことになっています。

しかし、茅ヶ崎市では、市のHPにも公開されず、市民にも知らされずに(なぜか事業者は知っていたりする)次々と会議が行われているのが、見つかっています。


市民が「市政の情報を知る権利」「市政に参加する権利」

これは、「茅ヶ崎市自治基本条例」の柱とも言うべき、もっとも重要な部分。
子どもたちにマンガで説明した「自治基本条例」パンフレットまで、市は作っています。

ところが、市長をはじめ、市の職員がこれを守れない、守ろうとしないのでは話になりません。

「忘れた」から「HPに載せない」?

たとえば「134号沿線の活性化に関する有識者会議」を例にとります。

この会議は、市のHPにも載せられずに、行われていました。
会議の存在を市民に発見されて!!やっと情報公開に至った経緯があります。

「なぜこの会議の議事録を、3ヶ月間も市のHPにのせなかったのか?」という質問に、担当課の職員は「HPにアップするのを忘れてた」と答えました。


また「豊かな長寿社会に向けた有識者会議」では、第5回の議事録しかアップされていませんでした。理由を担当課に聞くと、
「パソコンをいじっていたら、第1回~4回の議事録が消えた」という返答。
それで、そのままずっと放置されていた訳です。

仕事のやり方が、ずさんなことへの言い訳にも聞こえますが、本当にそうなのでしょうか?

「故意にHPにあげなかった」ということはないのでしょうか?


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「情報公開」できない市政は「みどりの破壊」にもつながっていく

のせなくても分かると思った・・?

「134号沿線の活性化に関する有識者会議」では、市民からの意見をもとめるパブリックコメントの募集期間中にも関わらず、第4回(最終回)の議事録がアップされていませんでした。

会議の内容が分からない(公表されていない)のに、市民の意見をもとめるという、考えられない事態なのですが、驚くことに担当課長の返事は「HPにのせなくても分かると思った」というものでした。

さらに驚くのは、パブコメの募集期間が終わってから!! 
第4回の議事録が市役所のHPにアップされたことです。 
 
もうこうなってくると、職務の怠慢を超えて、

情報を隠したいのでは???

と市民に問われても、言い訳ができないでしょう。 


パブコメを募集しているのに議事録がアップされていないなど、あり得ないのですが、第4回の議事録は内容にも問題があります。 
 
★第4回の議事録
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/014/309/4kaigiroku.pdf

市長は承知のうえでやっている?

第4回の議事録の6ページで、有識者委員が「この会議で自分達の出した開発アイデアは、市のアイデアなので、県に協力を要請してほしい」という趣旨を発言しています。
しかし、この会議のように、審議会でなく要綱で設置されただけの会議で、意見をまとめて基本方針としたり、要請してはならないのは、市長も分かっているはずです。  

そうでないと、市長が任命したわずか数人のメンバーで、市民に知らされずに、市の方針が作られて、市の税金が動いていくような事態が次々に起こります。
(実際、茅ヶ崎市では次々と起こっているのですが・・・)


以下は、市長の発言です。

「まさにこれは県が3分の2の地権者であり、所有者であって、それに加えて民間の事業者も持っています。
ただ、ここは、今、県、民間の事業者、そして市が三者一体となって、ここについての活用策というのはしっかり練り上げていこうということ、これは合意形成をされております。

当然そこに向けて、私たちは地元の中で、まさに有識者会議をつくったのは、それぞれが別の価値観で動いていくのではなくて、一体感をもって海の6キロのエリアが機能する、機能分担をしながら、活用される、生かされるということを大事にしなければいけない。
このことをまず神奈川県さんに、それから、民間の方にしっかり理解をしていただいて、その中で、ここでうたわれているようなさまざまな具体的な事柄についても、合意形成に向けて最大限の努力をしていきたいなというふうに思っております。」


市民に公表していない会議で出た意見を、市民の意見として持っていき、合意形成に使う・・・ありえませんね。

市長自身も、このような会議で出たアイデアや意見では、合意形成など、してはいけないことは承知しているはずです。

委員「ぜひお願いします」
市長「ありがとうございます」とか、会議のやり取りには思えません。 

後日に、この会議は違法の判断を下された

平成27年12月11日に、
この会議は茅ヶ崎市の監査委員により違法の判断を下されました。

また、このような会議の委員に支払われる報酬も、違法な公金の支出と判断されています。

市がやってはならない条例違反の仕事をしていることで、実際はムダな税金として、相当な額が使われています。

さらに問題なのは、高額な給与報酬を得ながら、違反会議を止めない、違反会議をチェックしようとしない、茅ヶ崎市の市議員の責任です。


chigasaki-fika.hatenablog.jp

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