「茅ケ崎市 災害対策基本条例」を直接請求! (part-2)

かながわ市民オンブズマン広報紙から

ちがさき市民オンブズマンが、
「茅ヶ崎市 災害対策基本条例」の直接請求について、かながわ市民オンブズマンの広報紙(第132号)に記事を寄稿しました。

広報誌:第132号


前回のPart-1 に続き、その後の経過について報告します。

11月11日から1か月かけて署名運動を行った結果、9382人の署名が集まり、12月16日に市の選挙管理委員会に提出しました。

現在(平成28年12月26日の本稿執筆当時)同委員会は有効署名数を確認中ですが、条例制定請求に必要な有権者の50分の1にあたる4016人の確保は確実です。



有効署名の総数 8912人に確定!

このあと、平成29年2月初旬に臨時市議会が開かれ、本会議の初日に市長の趣旨説明、二日目に請求人代表者の陳述が行われた後、教育経済常任委員会で審議され、本会議の最終日に採決されます。


署名活動開始直前に、優先交渉権者に選定された東京急行電鉄(株)・(株)電通グループが、突然辞退するハプニングがありました。

応募した6社中3社は、最低入札予定価格を下回ったため失格、1社は提案提出後に辞退、1社は総合点が100点を下回り失格したために、次点者が代わって優先交渉権者に選ばれず、時期は未定ですが再入札となりました。

県の発表によると、辞退の理由は「同グループが基本協定締結までに相当の時間を要すると判断した」ことを挙げています。


ちがさき市民オンブズマンは、東京急行電鉄も含めて大手デベロッパー8社の代表取締役に出状しました。
「市の安全基準に基づき12万㎡の広域避難場所の面積を求める、12万㎡に満たない広域避難場所の提案が選定されれば、あらゆる手段を用いて阻止する」趣旨の書面です。
6社中2社が辞退する異常事態は、「下手な鉄砲でも数撃ちゃあたる」諺が実現したためのような気もします。  


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昨年夏に茅ヶ崎ゴルフ場で開催されたジュニア・イベント

なぜ、市長は砂防林を広域避難場所に認めたのか?

ゴルフ場の土地の開発に関して、多数の市民の意見が寄せられました。

主な意見は、
常識では人が避難する場所とは到底考えられない砂防林を、広域避難場所として認めた市長、
ハコモノ行政を推進し開発を容認する市長と、行政の監査機能を発揮せず、人命を危険に晒し、みどりの環境を破壊するなど深刻かつ重大な問題を抱える開発についての質疑を、ほとんど行わない議会に対する不信感などです。


市は必死にこの運動を抑え込もうとしました。

筆者は請求の代表者に加わっていませんが、陰で運動を煽っているとみているのでしょうか? 何にでも反対し職員の仕事を邪魔している厄介者との噂を各方面にまき散らし、協力しないよう?働きかけています。

女性の熱い思いとエネルギー

このような状況の中で、約9400人の署名を集めることが出来たのは、女性の熱い思いとエネルギーです。

直接請求には経験のない女性たちが、連日がむしゃらに走り回りました。

「茅ケ崎市災害対策基本条例案」の作成、選挙管理委員会との打ち合わせ、マスコミ対応、自治会の協力取り付け、署名簿・ビラ・ユニホーム・のぼりなどの制作、事務所の設置などの署名準備と、受任者集めや戸別訪問、街頭での署名集めなどです。

茅ケ崎市自治基本条例では、女性市民の参加を促進する規定があります。
実態は程遠いのですが、地方自治に女性参加の必要なことを実感しました。


市の妨害運動はありましたが、救いは街頭署名中の見知らぬ人や戸別訪問した人から激励、ねぎらいや感謝の言葉を受けたことです。

行政、議会の不正を正す「オンブズマンは憎まれるが、必要である」ことを実感しました。


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